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神戸ならではの海の風景。そして歴史も感じながら。繁華街の神戸三宮センター街から、海を目指して。

繁華街の神戸三宮センター街から、海を目指して。

華やかでありながら解放感もある、神戸三宮センター街。これは海が近くにある効果でしょうか。
街の発展に欠かせなかった港。今年は神戸港開港150周年の記念の年です。歴史と共に、新たな風が吹く今、神戸三宮センター街と海周辺の今と昔を感じましょう。

関西ブラジル人コミュニティについて

今回のツアーは、神戸市立海外移住と文化の交流センターで活動している、特定非営利活動法人関西ブラジル人コミュニティ CKBの松原ルマさん、Patricia(パトリシア)ちゃん、Diego(ジエゴ)君の三人で神戸を探索しました。

関西ブラジル人コミュニティとは、NPO法人として、日本に住むブラジル人のサポートをしている団体です。在日ブラジル人が日本で生活していくために、ポルトガル語、日本語の習得支援や、交流のイベントなどをされています。

Patricia(パトリシア)ちゃん、Diego(ジエゴ)君の二人も、関西ブラジル人コミュニティが毎週土曜日に開講している母語教室で、自分たちのルーツであるポルトガル語を勉強しています。

今回は、松原ルマさん、Patricia(パトリシア)ちゃん、Diego(ジエゴ)君の三人と、Patriciaちゃんのお母さんで神戸にあるブラジルに関係のあるところを中心に周りながら神戸の楽しさを感じてもらいました。

メリケンパーク

日系ブラジル人三世である松原ルマさんと一緒に、Patricia(パトリシア)ちゃん、Diego(ジエゴ)君の三人がメリケンパークへ向かいました。
メリケンパークは神戸三宮センター街から南西側へ、約15~20分歩きます(大人と子供の足の速さで少し変動します)。
ここは神戸港の基礎となった場所につくられた公園。開港150周年の今、工事が終わったばかりです。

松原ルマさんのコメント神戸の代名詞ともいえるメリケンパークに行きました。2017年は、神戸港開港150周年を記念して、モニュメントや地面のデザイン、芝生が新しくなっており、これまで以上にのんびりと過ごせる広場になっていました。リニューアルを記念して新しく桜の木を植樹したらしく来年以降は最新のお花見スポットになること間違いなしだと思います。そして、メリケンパークの真ん中には新しくスターバックス コーヒー ジャパンもオープンしているので、のんびりコーヒーを飲みながら海を眺めるのも素敵だと思いました。

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メリケンパーク

メリケンパーク

神戸三宮センター街の南西側に位置し、神戸の地名を冠する駅「神戸駅」の南にある場所です。
以前は「第三波止場」と呼ばれる小さな船着場でしたが、いつしか「メリケン波止場」と呼ばれるようになり、現在は公園として利用されています。
神戸の絵葉書などにもよく使用される美しい景色の中には有名なホテルや博物館などもあり、観光客がたくさん訪れるポイントとなっています。
「メリケン」という言葉は「アメリカの」という意味の英語「American」が由来です。

神戸震災メモリアルパーク

三人でメリケンパークの一角にある神戸震災メモリアルパークへ向かいました。
震災の時に受けた甚大な被害を補修せず当時のままの状態で保存しています。震災を知らない若い世代の人達にも見ていただきたい場所の一つです。

松原ルマさんのコメント:1995年に起きた阪神淡路大震災の記憶を忘れないために、メリケンパークには震災のメモリアルの展示があります。一緒にツアーに参加したPatriciaとDiegoは震災時に生まれていませんでしたが、こうやって現在の子ども達にもその記憶が受け継がれるように当時の形を残しておくことはとても大切なことだと思います。

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神戸震災メモリアルパーク

神戸震災メモリアルパーク

メリケンパーク内にあり、1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)で受けた被害を、メリケンパークの岸壁の一部を当時のままの状態で保存している場所です。
大震災の教訓などを伝え続けるために、近くには阪神・淡路大震災の記録写真パネルなど、当時の被害状況の資料が展示コーナーがあります。1997年9月竣工されました。

神戸港移民船乗船記念碑

三人と一緒に、神戸港移民船乗船記念碑「希望の船出の銅像」にも立ち寄りました。
皆さんのルーツとも関係のある場所への訪問で、どういった事を感じられたのでしょうか?

松原ルマさんのコメント:この記念碑は、100年以上前に開始された南米諸国への移住を記念した像です。私たちの先祖もこの神戸港から船に乗ってブラジルへ渡りました。この像は遙か遠くブラジルの方向を指さし、大きな夢を抱いて移民していった勇敢な日本人を讃えています。私たち日系人にとって、この像はとても特別なものであり、ルーツを辿る上で感慨深いものです。PatriciaとDiegoも自分達の祖父母に思いを馳せながら、この像と写真を撮りました。

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神戸港移民船乗船記念碑

神戸港移民船乗船記念碑

メリケンパークの中でも特に海に近い場所に「希望の船出の銅像」(神戸港移民船乗船記念碑)があります。
こちらは海に向かって建つ親子の銅像で、かつてブラジル移民船笠戸丸が1908年に神戸港を出航した事を記念して建てられました。
「この碑は、今まさに希望に燃えて世界に旅立とうとする海外移住者の家族像です。子供が指をさす彼方は、移住する国である」と刻まれています。

ポートタワー

三人でポートタワーに登りました。
高いタワーから、さっきまで歩いていたメリケンパークを見渡せます。下で見ていたのとは全く違う風景を体感しました。

松原ルマさんのコメント:神戸の景色が一望できるポートタワーに登りました。先ほど立っていたメリケンパークの地面に描かれていたデザインを上から見るときれいなイカリマークが!とっても大きく見えていたものが上から見るとこんなにも小さく見えるのかと驚きです。山と海に囲まれた神戸は北側と南側でまるで違う街かのように景色が異なります。PatriciaとDiego改めて見る神戸の美しさに喜んでいました。

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ポートタワー

ポートタワー

メリケンパークの西隣にあたる神戸港中突堤の袂に建つ赤い展望用のタワーです。
1963年建設され、世界初のパイプ構造の建造物で、日本で初めてライトアップされた建造物でもあります。
大阪の通天閣、京都の京都タワーと並べて、神戸(兵庫)の代表として紹介される事も多く、独特の構造・形状から「鉄塔の美女」とも呼ばれます。2010年からはLEDによるライトアップも始まりました。

シュラスコ

三人も大好きなブラジル料理のお店へ行きました。雰囲気は違いますが、皆さんの「おふくろの味」なのでしょうか、食べ慣れた味と、ポルトガル語が飛び交うレストランでの楽しいひとときです。

松原ルマさんのコメント:ハーバーランドにあるブラジル料理店ではブラジル名物のシュラスコが食べられます。神戸でこんなに本格的なシュラスコと陽気なブラジル人の店員さんたちに会えるのはここだけ、と多くのブラジル人も来店しているようです。私たち(PatriciaとDiego)も常連です(笑)ブラジルには数回しか行ったことがない二人もここに来ればブラジル料理が食べられるということで、とっても喜んでいました。

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シュラスコ

シュラスコ

モザイク内にある「サバス ブラジリアーノ」は、海が見える気持ち良い店内やテラスで、ブラジル名物シュラスコ(ブラジル式BBQ)とサラダバーやデザートまで食べ放題のバイキングが楽しめます。
明るいスタッフ達の陽気な接客と一緒に味わう本格料理で、お腹も気分も大満足!
ブラジル料理に欠かせない調味料や飲み物もあり、まるでブラジルに来たような気分を味わえます。

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